About Us

我々の目的

農林水産省食料産業局輸出促進グループからの委託により
ベニコウジ色素の世界的な評価を高め、欧米での食品添加物としての認可を得ること。

Our Story

~輸出拡大戦略~

 食品添加物は、国・地域ごとに定義、使用基準、用途等が異なることから、農林水産物・食品の輸出額の拡大(2兆円[2025年まで]、5兆円[2030年まで] )に取り組むに当たっての障壁となっているとの声が聞かれている。
 このような状況に対応するため、農林水産省食料産業局輸出促進グループの委託により、アクセンチュア株式会社が実施した既存添加物に関する規制等調査に基づき食品添加物のうち、食品製造事業者から特に要望の多かった着色料の内ベニコウジ色素について、欧米での使用の認可を得るための事業として設立されました。

ベニコウジ色素?

 Monascus属が生産する赤色色素で古くから天然の着色料として利用されているもので、主要成分はアンカフラビン(英: Ankaflavin)およびモナスコルブリン(英: Monascorubrin)です。
 厚生労働省による第10版食品添加物公定書では「Monascus pilosus 及び Monascus purpureus 」を液体培養し、濾過、濃縮、エチルアルコールなどを加えて色素のみを抽出した赤い色素とされています。
 なお、赤いとしたのは、培養工程内で黄色の色素も産出されており、それだけ抽出したものは食品添加物「ベニコウジ黄色素」として別に主要成分キサントモナシン類(英:Xanthomonascin A 及び Xanthomonascin B)として定められているからです。